トマトハウスにおける害虫忌避テスト

<実験条件>

  • 実施場所 – くぼファーム(フルーツトマトの生産) (高知県)

  • ハウス規模 – 12×70m(本格ハウス)
  • 実施期間 – 令和2年10月1日~令和3年5月31日予定

<実施内容>
害虫忌避栽培の検証

  • スリップスや小バエ、シルバーリーフコナジラミ等
  • ナメクジやゴキブリ
  • 栽培環境への負荷や影響

<現在の様子>

◆2020/10/14現在のハウスの状況(くぼファーム久保社長聞き取り)
マルハナバチはかなり元気に飛んでいて受粉を行っている。
非常に敏感な蜂で晴天であってもトマトの樹が活性していないと受粉しない。
飛び回らない。樹が元気であれば17:00過ぎでも飛ぶ
肥料切れや肥料過多や曇天が続いて樹に活性がなければ飛ばない。
現状は非常に良い状態で推移している。
加えて樹も活性していて花が確実に結実しそう。

◆雷神A型の導入により、天候が悪い日、曇りがちな日、雨降りの日にもマルハナバチが活発に活動。
受粉量が増加し、トマトの樹勢が上がり、前年との収穫量が10%以上増加となった。